2013年冬 第二回千年桜植樹行&リサーチ行 12/02~12/05

参加者  Sさん 黒田2  天候晴の毎日

今回の旅の目的は2つあります。
まずはもちろん桜植樹。 そして今回同行のSさんと共に、被災地相互の情報発信とさらに、被災地と被災地以外との間の情報交流の実現に向けたリサーチです。
Sさんは震災以来福島で散り散りに避難している方たちへの情報伝達ネットワークづくりを手がけてきた人で心強い味方です。 続きを読む

2013年冬 第一回千年桜植樹行 11/01~11/05

IMG_1923台風が続き天候の良くない今秋ですが、今回の植樹行だけ快晴という強運で始まった旅です。
今回のメンバーは全部で10人ですが、五日間の間に参加者が出たり入ったり・・・・・
全員が目的の植樹をして、しかも被災地を巡礼して、楽しく有意義に・・・となるために、事務局もスケジュール調整は旅行社のようにきめ細かく計画しました(笑)!
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明日は我が身の桜ライン・11月からの桜植樹期直前の調査行

2013年 10月11日夜~14日朝
事務局3名 (黒田2 & Uさん)

20:00に作手を出発。
翌12日の朝が明け、福島県を通過。福島松川で線量計は0.22マイクロシーベルト。二本松あたりは時々かなりな数値になる。まだ、福島には桜を植樹していないが、いつの日か実現したいと願っています。

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今期(2012/11~2013/04)最後の千年桜植樹行

4月27日~28日
東北はようやく桜が開花する遅い春の植樹行となりました。折しも連休入り、故郷に帰る人々、ボランティアらしき人々、そしてボツボツと戻りつつある観光客で東北自動車道もいつもよりにぎわってました。

今回なによりうれしかったのが、昨年植えた桜に花が咲いたこと! 
エゾヤマザクラの花は淡いピンクの花弁の美しい花です。

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2013/03/12 フクシマレポート・・・フクシマは今

桜植樹が無事終わり、参加の皆さんとおわかれしたあとで南相馬から飯館村へ車を走らせました。
放射線量が高いのでフクシマはいまだほとんど手つかず状態です。
津波で破壊された家々も田畑も放置状態。
内陸の地震の被害がさほどでなかった家々もほとんど無人です。冷たい風が吹き抜けるのみで背筋が寒くなります。

南相馬に民家風の災害公営住宅が完成間近でした。
でも・・・・田んぼや畑にかこまれた豊かな暮しをしていた人たちがこんな狭苦しい、しかも新建材で作る家に
ぎっしりと並んで暮らす暮しを想像すると、胸が痛みます。原発さえなければこんなことにはならなかった!
チェルノブイリと似た様な状況です。そして、原発20キロには警察の検問がありそれ以上は進入禁止でした。
少し脇道からはいったあたりで突然線量計がぐんぐんと高い数値となり、どういうわけが耳鳴りがしはじめて、
驚いて引き返しました。
ちなみに通常の数値は0.03~0.04あたりです。

2013/03/08~03/12  3月の大震災3回忌・千年桜植樹行レポート

3/8 20時豊田を出発~ 恒例?! 夜走り~ 3/9 宮城県南三陸町さんさん商店街にて昼食 ~ 歌津馬場中山にて
植樹&交流~雪の中鳴子温泉へ
3/10 本吉郡戸倉で次の植樹地調査のため、現地の工藤さん、後藤さん、須藤さんとはじめて面談
地元の有名店「ほったて小屋」で昼食~ 気仙沼市階上の地福寺のメモリアルイベントに参加~岩手県
花巻の鉛温泉へ
3/11 気仙沼に戻り二手に別れて大震災3回忌を南三陸で迎える 4名は帰路へ。事務局は泊り
3/12 事務局二人でフクシマの実情調査~夕方帰路~3/13 朝愛知に到着 3泊6日の長旅でした。 続きを読む

2013年2月2日夜〜6日 今年初めての千年桜植樹行

いよいよ桜を植える季節、今回は豊田市のUさんが参加してもりだくさんの旅でした。

いつもと同じ夜走りで、松島湾で朝を迎えました。
松島は、点々と島が浮かび、そのおかげで津波の被害は最小限ですんだ場所です。
しかし、湾を囲む両端の七ヶ浜と東松島は、津波被害も大きく、復興も進んでいません。

今回の旅の始まりは、風光明媚で知られた七ヶ浜からです。
海岸線も、松林群もズタズタですが、元気いっぱいのサーファーさんたちが、もう帰って来ていました。


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「明日は我が身の桜ライン」12月今年最後の巡礼行

新たな可能性を探って 2012/12/17~12/20

天気予報は少し心配でしたが、どうやら晴天に恵まれた今年最後の東北行でした。

3.11から2度目の冬です。南三陸町はガレキはかなり整理され、基礎を取り壊す作業が続いています。
片付いた分だけ、荒涼とした風景が広がり、地盤沈下したところが一面海水が入り込み、ここが
これからまた街として立ち上がれるのだろうか?ここにもう一度街をつくっていいのだろうか?
そんな疑問すら湧いてきます。

被災者の方達の気持ちを想うとき、この2度目の冬はとても辛いものがあります。

こんな巨大なけやきが置き去りにされています。

「明日は我が身の桜ライン」の活動を通してたくさんの東北の方たちと交流してきました。
冬を迎え、被災地の暮しを考えると、遠い地に住むとりあえずはまだ被災していない私たちが
もっともっとできることがないか・・・
そんな折、「こども東北学」の著者山内明美さんのことを知りました。東北の地の持つ力と歴史
をふまえて、真の復興に尽力されている方です。
今回の旅でぜひお目にかかりたいと考え、宮城大学の南三陸復興ステーションにお尋ねしました。

「夢千年の暮らし」の考える循環する暮しはそのまま東北の真の復興と希望に結びつくのではない
でしょうか。なにか恊働できることはないか・・・そんな想いを抱いています。

クリスマスも近づいています

次に訪ねたのは伊里前川で被災された若い漁師のTさん

Tさんは津波の信じられないほどの力がかたちに残っていると私たちをこの場所に案内してくれました。
彼は牡蠣の養殖に取り組みながら、国の計画する巨大な防潮堤に異論を唱えています。
「明日は我が身の桜ライン」も自然護岸の生態系豊かな三陸海岸の復活を夢みて、応援していくつもりです。

「明日は我が身の桜ライン」10月第二回ツアー 2012/10/17~10/20

「慰霊行&コンサート・僧司空尺八と筝で紡ぐ日本人の心」
ペイントパフォーマンスとともに

愛知~石巻~女川~雄勝~大川小学校~南三陸町~岩手県花巻温泉~南三陸町歌津平成の森アリーナでコンサート~
愛知

3人のアーティストは前日からフェリーで仙台経由で合流
まずは石巻のいつもの「がんばろう!石巻」祭壇まえで司空和尚さんの鎮魂の尺八「手向け」が流れる
荒涼とした枯れ草に冷たい秋の風が吹き渡り、尺八の低い音が心に刺さる
この近くだけで500人以上の方たちが亡くなられた・・・・

 

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明日は我が身の桜ライン 10月の調査&「海べの森造り」植樹祭参加 2012/10/5~08

愛知~遠野~大槌~鵜の住居~釜石~大船渡~陸前高田~気仙沼~波路上(はしがみ)~南三陸歌津~愛知
なんと走行距離2400キロにおよぶ旅でした

日数や車両数の関係で岩手県にはなかなか立ち寄れないでいたので今回は最初に岩手入りになった。
大槌街道を海にむかってひた走った。壊滅的な大槌も復興はまだまだ手が着いていない印象。
時計の針は津波が押し寄せた時刻でとまったまま、時間もそこで止まってしまったかの様な風景がひろがっている。

 
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