明日は我が身の桜ラインとは

陸前高田の若い子育て世代の発案で始まった、桜ライン311を、
私たちは支援します。そしてさらに、私たちは全世界に向かって呼びかけます。
あの東日本大震災を、「明日は我が身」と受け止めて、
1本の千年桜を、津波到達点に植えよう!! と。

東日本大震災を風化させないよう、ひとりでも多くのひとびとが、連帯して協働しながら、
真の復興を実現するために、北端の青森県から、南端の千葉県までの津波到達点を桜のラインで結びましょう。
海辺の壊滅したちいさな集落が、ひとつ、またひとつと立ち上がって、ちいさな点が細い点線となり、
いつしか太い線になるよう、大きな協働の輪をつくりましょう。
大震災直後を生きる被災地の人々は、「ここに桜ラインをつくろう」と言ってください。
明日は我が身と感じて、大震災直前を生きる私たちが、その桜を「マイ桜」と思い、自覚と責任の証に植えます。
植えっぱなしにはしないと、心に誓います。
東日本大震災を、自分の目で見る、聞く、感じる、考える、行動する、を、
自分の名前が刻まれたマイ桜を持つことで現実のものとし、その志を継続します。

被災地は、真の復興のための、勇気づけと、助力と協働を必要としています。
それは同時に、明日の私たちのことです。
大震災に打ちのめされて、それでも、誰にでも未来に希望の持てる提案が、「明日は我が身の桜ライン」です。
千年後の子々孫々に、「千年前、ここまで津波が来るほどの大災害があったんだよ」と
語り伝える歴史遺産を残しましょう !!

みなさん、どうかこの提案に賛同してください。
震災直前を生きる私たちは、私たち自身のためにも、震災直後を生きるひとびとと、協働しましょう !!
まずは私たちと一緒に、被災地に行きましょう。桜を植えて、桜ラインをつくりましょう。
桜ラインをつくり続けるほかにも、協働のしかたはさまざまです。
みなさん自身の、永続する協働のスタイルをつくり上げましょう。

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